DHAのサプリメントには様々な抗酸化成分が入っていますが、どのように違う点があるのでしょうか。
DHA・EPAは酸化して劣化しやすい油ですので、抗酸化成分を配合するのは必須ともいえる存在です。ただし、成分の酸化防止にとどまらず、体に吸収されたときにも良い影響をもたらす様々な成分が採用されています。
DHAサプリに配合されている抗酸化成分の違いと働きから、いざ飲むとなった時に何がベストなのかを検証してみます。
DHAサプリメントに配合される抗酸化成分
ビタミンE
抗酸化成分にも色々ありますが、DHAサプリにはビタミンEが多く含まれています。ビタミンEは植物油に多く含まれるビタミンで、天然の酸化防止剤として様々な食品に使われているなじみの深いものです。
ビタミンEはアンチエイジング効果が高い成分として有名でビタミンCも合わさると抗酸化作用が高まり活性酵素を除去してくれます。様々な加齢による肌の悩みを改善してくれるほか、血流改善によって老廃物を排出する力も高めてくれるのです。
アスタキサンチン
DHAのサプリメントには抗酸化成分であるアスタキサンチンも良く配合されています。
アスタキサンチンは甲殻類の赤い色素、褐藻類という海藻の色素から抽出され、ビタミンEの1000倍という抗酸化力に注目が集まっている成分です。DHAサプリを選ぶなら、ビタミンEだけよりも、アスタキサンチンを配合したものは一つの選択候補になりえます。
アスタキサンチンは、紫外線に効果が高く、ダメージを与える紫外線から肌を守ってくれる力が強いです。アンチエイジングにも効果的なので化粧品などに使われることも結構あります。
セサミン
DHAサプリメントに配合されている成分にはセサミンも注目されています。セサミンは抗酸化成分として使われ、ゴマから取れる成分です。老化の原因と言われる活性酵素を体外へ排出する働きがとても高いので、疲労しにくく若々しい体を維持できます。健康に良いと言われるDHAと組み合わせることで疲れにくく健康的な体を目指すことが可能になるのです。
他にも抗酸化作用がある成分としては、ペプチドやコエンザイムQ10、リコピン、大豆イソフラボンなどが配合されることがあります。
DHAサプリメントにはこれらの抗酸化作用成分が必須ともいえるもので、成分の劣化を防いで常に新鮮なDHAとEPAを体内に取り入れるためには無くてはならないもの。まれに配合されていないものもあるのですが、品質保持の点から見てもあまり評価できるものではありません。
成分の保持だけではなく、アスタキサンチンやセサミンは新しい抗酸化物質として、健康効果に関する研究もさかんにされている期待の成分です。せっかくDHAサプリを飲むのであれば、こうした相乗的な効果にも注目して毎日の健康に役立てていきたいもの。
抗酸化作用をフルに活用して、老化に負けない健康的な体を手に入れるために配合されている成分もよく比較してサプリを選ぶようにしてみてください。