DHA課長
100種類以上のDHA・EPAサプリを比較して本当におすすめできるものを検証しました
ヤクルトDHAEPA

ヤクルトDHAEPA

乳酸菌でお馴染み、ヤクルトのDHA&EPA500を購入して検証していきます。

ヤクルトは、病気にかかってから治療するのではなく、病気にならないための予防医学を大切にしている会社で、この考えの下乳酸菌も広められてきました。

DHAやEPAも正に生活習慣病の予防を中心とした、健康維持・改善のために摂るべき栄養素として認知されているので、ヤクルトが販売しているDHA&EPA500にも期待が膨らみます。

実際に購入したので、どのような商品か買う価値があるのかなどを検証していきます。

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ヤクルトDHA&EPA500の全成分を分析してみる

ヤクルトDHA成分

ヤクルトには直接ネット販売するショップがないので、Amazonで購入しました。

60日分の大容量のものを購入したので、ズッシリ重みがあります。それもそのはず、ボトルはガラス瓶なので、持ち運びには不向きですね。

原材料を確認すると、ゼラチンとグリセリンはカプセルの成分なので、中身はDHA・EPAを含む精製魚油と有効成分を酸化から守るビタミンEだけ、という純粋なDHAサプリメントであることが分かります。

そのため、他の成分の配合もなく、純粋にDHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸の、補給に向いているサプリメントです。

ヤクルトDHA&EPA500は、その名前の通りDHAが300mg、EPAが200mg、合計で500mgのオメガ3系脂肪酸を補給できます。

特徴的なのが、酸化に弱いとされるDHAやEPAの成分の変質を守るために配合されているビタミンEが、10㎎と多く配合されているところです。このビタミンEだけでも、効果を謳えるだけの量が配合されています。

ヤクルトDHA成分2

栄養機能食品に匹敵するビタミンEの配合量

栄養機能食品という制度があるのをご存知ですか?ビタミンやミネラルについて、国の定める基準以上に配合されていれば、栄養成分の機能を表示できるという制度です。ビタミンEで言うと、「ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。」という表示が可能になります。

ヤクルトDHA&EPA500は1日の目安摂取量で、ビタミンEが10㎎摂れます。栄養機能を表示するには、ビタミンEの1日の摂取量が最低2.4mgなければなりません。ということは、約4倍ものビタミンEがヤクルトDHA&EPA500には配合されていることになります。

特に表示はされていませんが、密かにビタミンEのこのような効果にも期待できるのが、ヤクルトDHA&EPA500です。

ヤクルトDHA&EPA500を実際に飲んで味や臭いを検証

ヤクルトDHAサプリ

ヤクルトDHA&EPA500は、ビンのボトルタイプなので蓋はひねるタイプです。密閉度が高く、品質劣化は最小限で済むのがこのタイプの良いところですね。

蓋を取っても臭いはしません。緩衝材を取り除き、鼻を近づけると少し臭みが感じられます。サプリを手に取り、再度臭いを嗅ぐと全く臭いがしないので、わざわざ嗅ごうとしなければ気になることはありません。

粒は小豆くらいの大きさで、小ぶりなので飲みやすそう。1日の目安摂取量が5粒です。色は純粋なDHAサプリメントの証といってもいい、透明感のある薄黄色をしています。

では5粒飲んでみます。口に入れても味はなく、思ったほど飲みにくいこともありません。小さ過ぎず大き過ぎず、5粒にしては飲みやすい大きさです。流し込むよりは十分な水を口に含み、一緒に飲み込むと飲みやすいですね。

ヤクルトDHA&EPA500とヤクルトDHA&EPAどっちがいいの?

ヤクルトDHAEPAヤクルトDHA&EPA
ヤクルトは、今検証しているヤクルトDHA&EPA500の他に、ヤクルトDHA&EPAという商品も販売されています。実は特別な成分が配合されているわけではなく、類似品と言ってもいいくらいの商品なので、それぞれの違いや、どちらを購入したらいいかというところを検証します。

価格に違いはあるの?

実は価格には全く違いはありません。ヤクルトDHA&EPA500もヤクルトDHA&EPAも1ヶ月分のボトルと、2ヶ月分のボトルが販売されていて、それぞれ希望小売価格が税抜3,100円と4,500円になります。

ヤクルトのDHAサプリメントの価格の特徴は、1ヶ月分の商品より2ヶ月分の商品の方が極端に安いというところです。ヤクルトのサプリメントが、全てこの傾向があるというわけではなく、DHAに限ってのことなので、使い勝手に合わせた配慮だと感じます。

厚生労働省が推奨するオメガ3系脂肪酸の摂取量は、1日当たり成人男性で2,000mg、成人女性で1,600mgとされているので、魚をあまり食べない人などはサプリメントを多く飲むこともあります。このような人にはヤクルトの気配りは嬉しいですね。

配合成分の違いは?

価格に違いがないので、配合成分の違いを見ていきます。

ヤクルトDHA&EPA500 ヤクルトDHA&EPA
DHA 300mg 270mg
EPA 200mg 96mg
酸化防止剤 ビタミンE ビタミンE・C
内容液 280mg/1粒 300mg/1粒
目安摂取量 5粒 4粒

ヤクルトDHA&EPA500の方がEPAの配合量が倍くらいあるのと、酸化防止剤にビタミンCが使われていないというのが大きな違いですね。

ヤクルトDHA&EPA500の酸化防止には、ビタミンEが多く配合されているので、ビタミンCが配合されていなくても引けを取るものではありません。一目瞭然、価格が同じならヤクルトDHA&EPA500の方を選ばない理由はないですね。

ヤクルトDHA&EPA500の総合評価

不足しているDHAやEPAを補うのに、ヤクルトDHA&EPA500は選んで損の無い商品という評価です。

1日500mgのオメガ3系脂肪酸を補えますし、ビタミンEを単なる成分保護のためではなく、体に影響を与えるだけの量を配合しているのは、プラス価値として評価できます。

また、お値段は1ヶ月分では割高に感じてしまいますが、継続する前提で2ヶ月分を購入すれば、他の商品に比べても遜色はありません。

以前にヤクルトDHA&EPAの方を購入した時は、もう少し配合量が多ければと思っていましたが、こちらのヤクルトDHA&EPA500なら納得の商品と言えます。


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