サプリメントの中には虚弱体質の人が飲むと体調に良くないというものもありますがDHAとEPAはどうなんでしょうか。
基本的にDHA・EPAは魚の油であり、体の機能維持に重要な栄養素です。サプリであっても魚の油がそのまま使われるため副作用などはなく、むしろ虚弱体質の人ほど日常的に摂取した方がよい栄養素の一つと言えるのです。
虚弱体質の方でも安心してDHAとEPAが飲める理由はいろいろあります。
虚弱体質の人にこそ飲んでほしいDHAとEPA
世の中には色々な体質の人がいらっしゃいますが、すぐに疲れたり、病気がちで風邪をひきやすい虚弱体質という人も結構いらっしゃいます。
虚弱体質の方は、食が細く体力が無いという人が多く、お腹の調子も悪くなりがち。下痢や腹痛頭痛なども多く熱が出やすくて、なんとか改善したいと思う体質です。そんな人こそDHAとEPAを毎日摂取することで、改善の手助けになる可能性があります。
なぜ、虚弱体質にDHAとEPAが良いかというと、DHA・EPAを摂ることで体全体の血流が改善し、衰えがちだった体の機能の回復を早めてくれる効果が期待できるから。
DHAが慢性的に不足すると体内の血流がとても悪くなります。体が弱いからといって運動を控えたりすると、基礎代謝が低下し血流の悪化を招きます。さらに血中のコレステロールを調整し、血管を強くしてくれるDHA、EPAが不足することで体全体の機能が低下しやすくなる悪循環を招いてしまいます。
人の体は、血液が綺麗だとこれらの力が回復しますので、まずは、血流改善をして内臓などの働きを強化する必要があります。その為に必要なのがDHAとEPAです。DHAとEPAを取ることで、綺麗な血液がどんどん作られ、疲労物質が排出され、少しずつ体力もついてきます。
DHA・EPAを摂るために心がけたいこと
DHA、EPAは体内で合成できない必須脂肪酸です。体内では自然に合成できませんから、DHA・EPAを魚やサプリで摂取するか、体内でDHA・EPAに代わるαリノレン酸を含む食材を多く食べるように工夫するのがポイントです。
最も確実なのは、魚を食べる日を増やして食事からDHAを補給すること。DHAは魚の種類によって多く含むもの少ないものがありますから、DHAを多く含む魚一覧もご覧になって季節に合わせて食べる種類を考えていくのがいいです。
でも、虚弱体質の方は偏食であることが多いです。魚が食べられないというケースもあるので、そんな時はαリノレン酸を含む亜麻仁油やくるみを食べるようにしましょう。αリノレン酸はDHA・EPAそのものではないですが、体内でDHA・EPAに変換されます。不足分を補う意味でも、食べる工夫をしていきましょう。
普段から食が細くて慢性的に栄養が足りないと思うなら、DHA・EPAサプリメント等を活用してください。DHAとEPAを摂取することで血液がドロドロからサラサラになり、体の不調が少しずつ改善されていきます。また、消化系統がきちんと働くようになるので食も出てきます。食べたものを消化できるようになるので体重も増加し元気な体になっていきます。DHAとEPAを摂取することで虚弱体質の体が健康体になることもあるのです。
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DHA不足を解消し虚弱体質を卒業しよう
虚弱体質の方は、ちょっとした感染症や菌にも弱く、下痢をしやすかったり風邪をひきやすく熱が出やすい人が多いです。これは、体の抵抗力が弱かったり、体力が元々無かったりするためです。
体力を付けるためには、食べる事と、運動する事が重要です。栄養を取り筋肉を付けることで体力も回復します。DHAとEPAを摂取することで内臓も活発に働き少食だったのが普通に食事を食べられるようになる人もいるのです。血流が改善されると、夜もぐっすり眠れるので昼間の活動が楽になります。今まで体を動かすのも億劫だったのに体を動かしても疲れにくい体になります。
DHAとEPAは血流改善効果で顔色も良くなります。虚弱体質の人は顔色が悪いことが多いのですが、これは血流が滞っていたためです。しかし、DHAとEPAの働きにより血流が改善されれば顔色も良くなり健康的に見えます。
そして、DHAの効果に精神安定の効果があるので、虚弱体質の人に多い神経質な精神状態も改善されることがあります。精神が落ち着き安定状態になると気持ちに余裕ができるのでイライラしたりしません。ストレスが減ることで血行が悪くなりますが、DHAとEPAで精神がリラックスしているとストレスも感じにくいです。
虚弱体質の方は、体の不調の悪循環になっているケースが多いです。でも、DHAとEPAを摂取することで良い循環になりどんどん健康になっていく人もいます。今までの疲労感や胃腸の不調は何だったのかと思う人もいるようですので、ぜひ虚弱体質の人はDHAとEPAを意識して摂るようにしてみてください。