タモン「シーパワーDHA＆EPA」を取り寄せて効果を検証

シーパワーDHA

タモン「シーパワーDHA＆EPA」を購入して検証していきます。

DHAサプリメントを探していたところ、アマゾンにて極端に割引されている商品を見つけました。それが今回検証する「シーパワーDHA＆EPA」です。

割引されていたこともそうなんですが、もっと気になったのは定価が8,640円というところ。DHAサプリメントとしてはかなり高額な部類に入ります。

しかし、実際に販売されてる価格は約4分の1。本来の価格設定がおかしいんじゃないかと思うほど割引されています。それでも高価なものが安く手に入るのは嬉しいですし、価格に見合った商品なのかも気になるところだったので、実際に購入して確かめていきます。

「シーパワーDHA＆EPA」はEPAサプリメント？

シーパワーDHA2

「シーパワーDHA＆EPA」のパッケージにはDHAとEPAが列記されていますが、DHAの方が大きく目立つようにデザインされています。

DHAサプリメントには、配合バランスが違えどDHAもEPAも両方含まれていますが、ほとんどの商品は配合量の多い方が前に書かれており、デザインも目立つようになっています。

そのため「シーパワーDHA＆EPA」はDHAの配合量が多いものと思い購入したのですが、1日当たりの摂れる成分を確認してみるとDHAが216㎎、EPAが314㎎とEPAの含有量が多いサプリメントです。

DHAもEPAも似た成分ですし、EPAの一部は体内でDHAに変換されるということから大差ないと思う人もいるかもしれません。しかし、DHAサプリメントを飲む目的によっては重要な違いです。

DHAの特徴は脳の成分として働いてくれることです。頭の冴えや記憶力といった脳への働きに期待するなら、やはりDHAを多く摂るに越したことはありません。

いかにもDHAがメインのサプリメントのようなパッケージに騙されることの無いよう、購入前に配合成分はしっかり確認した方がいいですね。

冒頭でもお話ししましたが、「シーパワーDHA＆EPA」の定価は税込8,640円です。私が購入した時はAmazon で税込2,200円でした。約75％オフという驚異的な割引率です。

こんな格安購入できるのはAmazonならではなのかと思い価格を調査してみたところ、Amazonに限った事ではなく大手ショッピングモールでは2,000円から3,000円の価格帯で販売されていて、送料含め最安値は2,153円でした。

しかも、販売者であるタモンの公式ショッピングサイト「Tamon Web Catalog」でも3,240円と半額以下で販売されています。こうなると「定価の8,640円て何なの？」と言いたくなってしまいますね。

1日当たりDHAとEPAを合わせて540㎎としっかり配合している商品も多くありませんし、抗酸化成分ビタミンEを5.4㎎も配合している商品はさらに少ないと言えます。8,640円はさすがに高いと感じますが、相応の価値はあるはずです。

自社サイトで半額以下での販売となると、公開されている情報が少ないので何かあるんじゃないかとちょっと心配になってしまう部分がありますね。

シーパワーDHA3

「シーパワーDHA＆EPA」を実際に飲んで臭いや味を確認します。

ビンのボトルに入っているので密閉度が高く、開けた時の臭いが心配でしたが開栓時の臭いもなく、サプリメントを手に出して臭いを嗅いでも全く臭うことはありません。

ビンの中の臭いを嗅ぐと少し甲殻の臭いがしますが、魚油の配合量の割に臭いは抑えられていますし、わざわざ臭いを嗅がなければ気になることもありません。

1粒は大豆程度の大きさで1日の目安量が6粒なので、数回に分けて飲むのが良さそうです。日々不足を補うことが大切なので、飲み忘れないように食前や食後のようにきっかけを決めてしまうと忘れずに済みそうです。私は持ち歩くのも面倒なので、朝と晩の食事前に飲むようにしています。

味はほぼありません。魚臭さや甲殻臭さは全く無く、少しカプセルの甘みが感じられる程度なので、無機質なサプリメントより飲みやすいですね。

臭いや味がストレスになると、継続的に摂るのが難しくなります。その点「シーパワーDHA＆EPA」はゲップをした時の戻り臭もなく、飲みやすいサプリメントです。

「シーパワーDHA＆EPA」は商品的な魅力が高い商品と言えます。

1日DHA・EPAを合わせて540㎎摂ることができますし、抗酸化成分として配合されているビタミンEも5.4㎎と比較的多い量が加えられ、余計な成分は配合されていません。

純粋なDHA・EPAサプリメントなので効果にも期待したいところですが、EPAの配合量が多いという認識はしておく必要があります。

商品自体より販売者の姿勢が疑問

販売者の姿勢に疑問が残ります。パッケージの表示方法や価格設定の他、商品情報が少ないということがあり、全面的に商品を信頼しにくいところがあります。

サプリメントは内服するものなので、最近では食の安全について厳しさも求められています。中には原料の放射能や重金属の検査結果を公表してくれているメーカーもあります。

販売者の姿勢もサプリメント選びの基準になっているので、そのような意味で少し残念な商品ですね。

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